日本剣道界の名選手試合集
2017.11.03 » 7年 前

速報・全日本剣道選手権大会。西村が2度目の優勝


準々決勝 林田(福井)コメ× 笹川(佐賀)
開始早々に林田がコテを決める。準々決勝から試合時間は10分になる。笹川には焦りの様子は見られなかったが、諸手突きに出たところで林田がこれを後方へさばいてのメンを決め、林田が初出場にして堂々ベスト4進出を決める。

林田が見事なメンを決め二本勝ち

準々決勝 前田(大阪)メ×ココ 内村(東京)
若手の前田がメンで先制する。しかしチャンスをうかがっていた内村がコテで同点とし、すぐさま軽く相手の竹刀を叩いてからのコテも追加。内村の逆転勝ちに場内は湧いた。

内村がコテを返し追いつく(左小手に当たっているようだ)。このあとさらにコテを決めた

準々決勝 西村(熊本)ココ× 山本(広島)
中盤まで互角に渡り合っていたが西村が得意のコテを連取した。

西村が決めた一本目のコテ

準々決勝 真田(鳥取)×メ 畠中(東京)
4試合目にして初めて延長にもつれ込んだが、畠中が思い切りの良い跳び込みメンを決めた。3度目の挑戦でベスト8を残した真田も立派。

両者メンに跳び畠中(背中)のメンが有効となった

準決勝 林田(福井)メ×メコ 内村(東京)
林田がけれん味のないメンを決めたが、すぐさま内村がコテ返しメンで同点に持ち込む。林田にも惜しいメンがあったが、内村は出ゴテを決め、2試合続けて逆転勝ち。

林田がこのメンで先行。しかし内村がメンとコテを奪い返し逆転を果たす

内村はメンで追いついたあと、このコテで逆転勝ちを収めた

準決勝 西村(熊本)コ× 畠中(東京)
中盤に西村が得意の跳び込みゴテを決める。その後も何度か惜しい技を西村が放つも一本には至らず。終盤は畠中が猛攻をかけるも西村がこれに対処し続けて10分が経過。西村が勝利を収めた。

西村が畠中にコテを決める

決勝 内村(東京)× 西村(熊本)
決勝戦は、九州学院高校のOB同士の戦いとなった。開始早々、西村がコテを決める。二本目開始直後にもコテに跳び込む西村が攻勢に出、かつぎメンもきわどいところをとらえる。裏を攻めながら打った西村のメンが再び惜しいところをとらえ、内村としては容易に手を出せない展開か。中盤に入って膠着状態に入るかと思われたところで西村が再びコテを決め、西村が2度目の優勝を果たした。

西村が初太刀で決めた一本目のコテ

2回目の優勝を果たした西村英久(熊本県警)。表彰式でも笑顔を見せた

内村良一(警視庁)は4年ぶり3回目の優勝まであと一歩のところだった

初出場で見事3位入賞を果たした林田匡平(福井県立武道館勤務)。教員の3位入賞は14年ぶり

3度目の3位入賞となった畠中宏輔(警視庁)。またも決勝進出は果たせなかった

Source: 剣道日本

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